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「みんな とぶよ!」 いしかわこうじ 作・絵 童心社 定価1,200円(税別) |
2010年12月「みんな とぶよ!」を出版しました。ご好評いただいております、「いしかわこうじ しかけえほん」シリーズ。その第3弾となる「みんな とぶよ!」が12月に発売されました。 「とんでみたい!」という子どもの好奇心にこたえる、楽しいしかけ絵本です。 大きなしかけページを開いていくことで、空高く舞う感覚を立体的に味わえます。 ななほしてんとう てん てん てん はねを広げて… となりのはっぱにとんでいくよ! ハト、トビウオ、気球、飛行機、 そして最後はロケットが宇宙まで飛んでいく! 童心社のサイト「みんな とぶよ!」作者のことばの寄稿文「いしかわこうじ しかけえほん」シリーズは、シンプルで根源的なテーマを、楽しいしかけえほんにした作品です。第3巻の「みんな とぶよ!」は、誰もが憧れる「とぶ」ことを体感できる絵本を作りたい、という思いで制作しました。2重にたたまれた大きなしかけページを開いていくことで、空高く舞う感覚を立体的に味わえます。 僕が住むマンションのベランダからは、空を飛ぶ鳥たちの姿を、間近で見る事ができます。気持ち良さそうに飛ぶ鳥たちを眺めているうちに、この絵本の構想がふくらみました。公園では、てんとう虫やハトが飛び立つところをじっくり観察しました。 羽田空港に行って飛び立つ飛行機を観察したり、飛行機の窓際の席に座って、滑走路から離陸してぐんぐん高く飛び上がる迫力を体感しました。またオーストラリアでは、本物の気球に乗って大空をゆらーりゆらーり散歩する貴重な体験もできました。丸の内のJAXA i(宇宙航空研究開発機構情報センター)では、宇宙船の模型や映像をたくさん見て、ロケット発射の圧倒的な迫力を頭に描きました。 てんとう虫、ハト、トビウオ、気球、飛行機、ロケット。身近な生き物から大きな乗り物まで、実に様々な飛び方があることを絵本を作る中で僕自身も発見し、楽しみました。この絵本を見る子ども達、おとな達にも「とぶ」驚き・「とぶ」楽しさを再発見してもらえたらとても嬉しいです。 |
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